Moho往還 6. Kerbin帰還

 Moho地表面での活動が全て終了したら帰還を行います。
 その前に固定セーブを行う事をお勧めします。

 

不要パーツの投棄
 まず、帰還には必要ない燃料生成装置と鉱石タンクとサイエンスJr.(実験用記憶装置にデータを収集してから)を投棄します。付けたままでは重くて燃料が足りません。

 現時点でのシーケンスで「1」になっている段をドラッグして3と4の間に持ってきて、シーケンス「3」にした後(シーケンス3にセプラトロン×3とTD-06デカプラーが来ていればOK)、スペースキーを押すとコマンドポッド先端のモジュールが固体燃料ロケットによって花火の様に切り離されます。
 真上に打ち上げますが、完全に平らな地面というのはまず存在しないので戻ってきて自分には当たりません。(自転の影響もあるかもですが、惑星の自転と機体に関するKSP内での挙動はよく分かりません)

上部の不要なモジュール投棄

上部の不要なモジュール投棄

 

 続いてシーケンス「0」を「3」に、シーケンス「1」を「2」にドラッグで移動して、シーケンスの下から「燃料電池・採掘ドリル投棄」→「側面燃料タンク切り離し」→「第3段/帰還カプセル分離・パラシュート展開予約」の順番にシーケンスを入れ替えます。
 そしてZキーを押して離陸して、機体が宙に浮いた瞬間にはもう燃料電池・ドリルは不要なのでスペースキーを即座に押して「燃料電池・採掘ドリル投棄」を実行します。これらもかなり重量が大きく、付けたままでは燃料が足りません。
 投棄時に燃料電池が当たってラジエーターが破損する可能性がありますが、もう使用しないので問題ありません。

燃料電池・ドリル投棄 ラジエーター破損

燃料電池・ドリル投棄 、ラジエーター破損

 後は軌道傾斜角0°(Kerbinからの打ち上げと同様に東へ)、Moho高度100kmの円軌道に投入します(MechjebのAscent Guidanceで高度100kmの周回軌道まで上がっても良い)。上昇途中で3つの側面燃料タンクの燃料が尽きるはずなので切り離します。この切り離しはもう使用しない着陸脚の投棄も兼ねています。

側面燃料タンク切り離し

側面燃料タンク・着陸脚切り離し

 

 Kerbinへの航行
 高度100kmとやや高めにした理由は、燃料を節約しようとして高度が低い周回軌道に入ると、この後のMechjebでのKerbin帰還噴射がおかしなこととなり、最終的にMoho表面に激突するからです。筆者の条件では高度30kmではKerbin帰還軌道に入れませんでした。

 無事に高度100km付近の周回軌道に乗れたら、行きと同じようにManeuver Plannerの”Advanced transfer to another planet”の”Porkchop selection”でKerbinまで帰還します。今回はKerbinの大気を用いて減速を行うので、Include capture burnのチェックボックスのチェックは不要です。
Kerbin会合には2700m/sほどの噴射量(燃料)が必要でした。

 

 ”Fine tune closest approach to target”による修正噴射は行きと同様に途中で1-2回ほど実行します。

 

 Kerbin影響圏に無事入れたら一応クイックセーブを行ってから、近地点を25km(25000m)程度に設定します。そしてKerbin大気圏に十分近づいたら、SASのモードを「逆行」に切り替え、最後の「第3段/帰還カプセル分離・パラシュート展開予約」を行います。

長くお世話になった第3段を分離

 

 

 後はKerbinとの空力作用で機体が減速されて無事に着陸できるはずです。この大気圏突入経路だとヒートシールドは十分耐え得るはずです。
 最終噴射終了時点での筆者の残り燃料量は234m/sとかなりギリギリでした。

砂漠に無事着陸

 

これでゲーム内時間約1年に渡るMoho往還は完了です。お疲れ様でした。

 

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