この記事はIQ1 Advent Calendar 2020 の2日目の記事です。
IQ1 Advent Calendar 2020 – Adventar
https://adventar.org/calendars/5197

 

はじめの話

 2つの動画を見ると分かりますが、LEDシーリングライト(天井の照明)のリモコンの操作のしやすさには大きな違いがあります。

 NEC製の赤外線リモコンは、操作する時に角度の許容性が大きく、赤外線リモコンを壁に向けてもまたは床に向けても天井のLEDシーリングライトを操作できます。
この利点はとても大きく、リモコンを手に持たずにベッドに置いたままで、指一本で照明を操作できます。

「持つ必要が無い」というのはこの文章で表現できる以上に圧倒的に便利です。

 

 対してアイリスオーヤマ製の赤外線リモコンは、かなり厳密に天井のLEDシーリングライトの方向にリモコンを合わせないと照明を操作できません。これは本当に不便で不便で、言葉以上のストレスがかかります。
正直言って、リモコンを使わないで壁のスイッチで操作した方が良いくらいです。

 このリモコンの操作性の違いは、リモコンの赤外線の強さによるものだと仮定しました。実際にiPadのビデオ機能で2種のリモコンを撮影すると、赤外線の強さはかなり違うように見えます。

 

なので、

アイリスオーヤマ製の赤外線リモコンを簡単に改造して赤外線を強化する
(具体的には赤外線LEDに流れる電流量を大きくする)

どんな角度でも壁に反射した赤外線でLEDシーリングライトを操作できるようになる

LEDライトごと買い替えなくてもHAPPY!!!!!

となるはず

 

結果

できませんでした・・・

分解した赤外線リモコンとユーザーが本当に欲しかった回路

分解した赤外線リモコンとユーザーが本当に欲しかった回路

 アイリスオーヤマ製のリモコンを分解してみたらこの汚い絵みたいに、電池の+極→赤外線LED→ICの19番ピン→(IC内部のスイッチ&抵抗)→電池の-極へ
となっているらしく、自分のIQ1と手持ちの部品ではどうにもできませんでした。

 Web上で類似の事例を探しても、LEDと接続されているピンがスイッチの役割を果たしている事例の改造例は見つけられませんでした。
 ピンがOutputになっているタイプのICの電流値を強化する事例はそこそこ見つかります。Outputピンの電圧でMOSFETのゲートを駆動して、電池-電流制限抵抗-赤外線LEDのスイッチとする物です。私も当初はその方針で改造しようと思っていました。

 代替の方法として、基板のパターンを切断して電池の+極と19番ピンの間にある赤外線LEDを隔離して、代わりに適当な抵抗を挿入して、電流が流れた時の電位差をオペアンプで検出して、オペアンプの出力をFETで増幅してLEDを駆動するってのは思いついたんですけど、IQ1っぽく回りくどくないかなと判断が付きません(評価ができない)
回りくどいといっても全体としては小さいICとFETが1つずつ追加なので、見た目はそんなに大きくないしそれでいいかなぁ

 

 ちなみにこの赤外線リモコンの制御ICはDragon chip DC6688F2STR というらしいです。外付け抵抗とかで駆動電流値を設定できる機能とかないのかなと期待したのですが、そんな機能は無かった。
https://www.dragonchip.com/TechDoc/DC6688/DC6688F2STR/Spec/DC6688F2STR_Datasheet_Rev1.8.pdf

 

まとめ
目的を果たせないIQ1らしい記事になりました・・・ 改造する時は回路をよく見てからにしましょう
私がまともに電気を学んだことが無いのがよく表れています

 

おわり