※ 本記事ではハッシュタグ #beautifulW8 の定義や妥当性、正しさなどを議論・主張するものでありません。
この記事は IQ1 Advent Calendar 2018 の12日目の記事です。
IQ1 Advent Calendar 2018 – Adventar
https://adventar.org/calendars/3160
文章:kazz @gks11519
目的
キレイに#beautifulW8を撮りたい
方法(時間帯別)
・昼間編
・マジックアワー編 【オススメ!!】
・夜間編
・昼間編
任意に撮りましょう。明るいので失敗なくキレイに撮りやすいです。
構図は私もよく分からないので「三分割法」とか「レイルマン比率」とかでググって下さい。
建物の入口で #エンカウント飯 みたいなお遊び写真を撮っても面白そう。
・マジックアワー編 【オススメ!!】
マジックアワーとは日没後数十分間の空がオレンジ色に染まっている時間です。
日没直後なのでカメラに必要な光量を確保しつつお手軽にエモい写真が撮れるのでオススメです。マジックアワーについて詳しくはwikipediaで。
詳しいやり方
1. まず日没時間を把握します。「日没時間 東京」などで調べると出てきます。
11月末の日没時間は16:30位なのでその直前に太陽が沈む方向を把握します。(図1)
写真の様に11月末は大岡山駅から見て東急ストア方向に日が沈んでいます。
2. 日没した太陽から被写体がうまく照らされるような角度を見つけて撮影します。W8の場合はウッドデッキから少しW8方向に歩いた位置がちょうど良かったです。
スマホ(Xperia XZ1 compact)で撮った写真はこちら(図2, 3)
筆者所有の安い一眼レフで同じ時間帯を撮った写真はこちら。(図3, 4)
一眼レフの方はカメラで撮影できる明るさを広げるHDR処理をしています。iPhoneなどiOSのデバイスなら恐らくHDR対応していると思います。
残念ながらAndroid端末でHDR撮影に対応しているのは極少数です。
難しいです。
カメラは暗い所での撮影を基本的には苦手としていて手ブレが生じるか、画像に色とりどりのプツプツなノイズが載ります。
その場合はスマホ三脚を使えばある程度キレイに撮れます。
三脚はキャンドゥでいい物が売っています。(図5)
ダイソーでも似た物は売っていますが足が曲がるタイプなので一長一短です。
固定脚タイプが良ければ同じくダイソーで「デジタルカメラ用三脚」も買って、足が曲がる三脚の上部(ネジで取れる)と組み合わせるのが良いと思います。(図6, 7, 8)
そして、キャンドゥ三脚にスマホを載せて撮影したW8の夜景です。手ブレが抑えられています。(図9)
逆説的ですが写真左下の歩いてる人がブレているので、夜間撮影でスマホか被写体のどちらかが動くとブレてしまう事が見てとれます。
三脚買うのも面倒っていう場合にはタイマー撮影と委託姿勢撮影という手ブレを抑える手段が2つあります。
タイマー撮影では、スマホを3秒タイマー撮影にすると手ブレが抑えられます。なぜかと言うと、撮影の瞬間に「ボタンを押す」という力をスマホに加えなくていいのでその分手ブレを抑える事ができます。
それを用いてW8を撮影したのが図10です。三脚と比べるとやはりブレは残りますがある程度キレイに撮れます。
委託姿勢撮影というのは國松長官狙撃事件(1995年)での狙撃犯姿勢のように自分の体あるいはスマホを、木・壁・路上変圧器などの大きくて動かない物へ“もたれかからせて”(委託して)撮影します。
2017年11月の19時過ぎに秋葉原の路上変圧器にスマホをもたれかからせて撮った画像です。(図11)
メアリーchangの可愛さに思わず目が奪われますが今回重要なのはそこではありません。
2014年発売の古いスマホで撮影したので画像にノイズがかなり載っていますが、委託姿勢撮影の恩恵で夜間で望遠という厳しい条件ながら手ブレはしていません。
もっとも最近のスマホの撮影センサーはかなり改良が進んでいて何もしなくてもある程度キレイには撮れます。
またGoogle Pixel3のように「AIでの夜景モード」を謳っているスマホもあります。実際すごいです。(すごい)
・ところで一眼レフでは
一眼レフでの夜間撮影は自由度が高いです。30秒間シャッターを開けて撮影とかも可能です。
下の画像はかなり以前に撮ったとりさんとの記念写真(図12)ですがこれは30秒シャッター露光なので、
このポーズのままカメラの前で30秒間動いてはいけないというやや前時代的な写真撮影も可能と言えば可能です。
そしてこのような長時間シャッターは三脚の利用が前提です。
このように自由な設定を活用して、ノイズを抑えた低感度・長時間シャッターで撮った画像が下の2枚です。感度はISO400、シャッター時間は5秒です。(図13, 14)
2枚目はスターフィルターを使って光芒を作っていますが、使用した三脚が安物(それでも6000円ほど)なのでカメラのブレが目立っています。
一眼レフでの夜間撮影の場合は3万円前後の頑丈な三脚を使わないとダメっぽいです・・・
三脚を使ってもネジの緩みなどから来る微妙な動きが写真に反映されてしまいます。
もちろんタイマー機能と露出ディレーモードをどちらも有効にしてカメラにいかなる衝撃も加わらないようにはしてますが、それでも渋い写真です。
マジックアワーの一眼レフ2枚目もよく見るとブレ気味です。。。
そして今回の説明では省略しましたが、一眼レフはRAWで保存してAdobe Lightroomで色々処理を加えています。
結論
・楽しく好きに自由にW8を撮りましょう
・マジックアワーだと何も考えなくてもキレイに撮れる
・スマホでの夜間撮影は三脚か、タイマーか、委託姿勢撮影を使うと幸せになれるかも
・一眼レフ(ミラーレスでもOK)での夜景は色々作り込めるから楽しい。RAWの現像も面白い。
・HDR撮影もRAW保存もできるiPhoneはやっぱり強い
supplemental data
〇使った機材
カメラ:Nikon D7000
レンズ:TAMRON 16-300mm F/3.5-6.3 Di Ⅱ VC PZD MACRO
三脚:Velbon EX-640
クロスフィルター:当時あまぞんで一番安いの
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安物しか使ってないです。